blossom-art’s diary

B5サイズの紙の法則と生花の構造の法則を組み合わせた今までにないpaper flower art です。

柊(ひいらぎ)

今の季節、街のあちこちでは

金木犀(きんもくせい)がやさしくて

甘い香りを漂わせています。

先日、買い物から帰宅すると

我が家でもうっすらと金木犀の様な

甘い香りが。

ふと上を見上げると、柊が小さな白い花

をびっしりとつけていました。


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以前から我が家にある柊。

これまで花を気にした事がなく、

「あら!?毎年、花を付けていたかしら?」

「もしかして柊ではなかったのかしら?」

等といろいろ気になり始め、調べました。

柊(ひいらぎ)は金木犀と同じモクセイ科で、冬の訪れとともに白くて美しい花を

咲かせる事から木へんに冬と書くのだそう。

また、語源は葉のとげに触ると痛く、

「ヒリヒリと痛む」という意味の

「ひいらぐ」からきているそうです。


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柊というと、節分の時の『魔除け』や

クリスマスの飾りを連想しますが、

今回調べた物によると、どうも

節分の時に使われるのは我が家にもある

モクセイ科の柊(実は黒で葉が対生型)で、

クリスマスの飾りやリースに使われるのは

『セイヨウヒイラギ』と言って

モチノキ科で実が赤く、葉が互生型のもののようです。

 

先日の雨で少し花が落ちてしまいましたが、今朝 写真を撮ろうと近くに寄りました

ところ、まだまだやさしくて甘い香りが

致しました。

もうしばらく、楽しめそうです。