こんばんは。
MOA美術館の受賞作品がネット上で発表されました。
講評の所に、作文と照らし合わせて評価したと書かれていて、なるほどと思いながら拝見しました。
絵画の部で奨励賞1年生から6年生まで1人づつ、の中に子供達のアトリエの生徒さんは入りませんでしたが、次の審査員特別賞、各学年1人ずつには5年生の山本日鞠ちゃんが、銅賞には1年生の関口しおちゃんが受賞しました。
入選は6年生の本橋瑚奈ちゃんと、町原颯人君が選ばれたのでご覧いただきたいと思います。
応募総数 19182作品の中からです!
おめでとうございます。
山本ひまりちゃん
関口しおちゃん
本橋こなちゃん
自分が色鉛筆画を描いているところ
町原はやと君
2019年の夏休み、家族旅行をした事を思い出しながら、お母さん手作りの冷やし中華をたべているところ
アトリエの生徒さんではありませんが6年生の奨励賞作品が良かったのでご覧ください。
私は毎年MOA美術館に展示を見に行っています。そこで驚くのは書写の部門です。
絵画は想像ができるのですが、書写はどうしてこんなに上手に書けるのか、スゴイ!と思いながら見てきます。
今年のもスゴイので驚いてください!
☆塗り絵 91歳 Kさん 菜の花と富士山
この作品を見たとたん私の心の声が「春朧」
はるおぼろといった様に、聞こえました。
皆様にもその様な経験はありますか?
考える前に先に言葉が心の中を横切る感じです。
今回もその様な感じで、丁寧に拝見する前に聞こえてきました。
そしてよく見ると本当に、富士山の見える背景からは未だ冬の冷たい空気の流れが感じられ、手前の菜の花辺りには春がやってきています。
菜の花を力強くしっかり塗って、背景とに差をつけているからでしょう!
技法では空気遠近法ですが、Kさんが、
「さて!今日は空気遠近法を使って表しましょう!」 と考えて塗ったのでは無く、長い経験の中から滲み出る様に表されたのだと思いました。
継続は力なり、経験は宝なり!
☆ 塗り絵 下絵 なっているリンゴ
りんごの裏側を描く事は少ないと思います。
裏の芯の様なところの突起は5個ありました。
今日も、皆様ありがとうございました。
廣野 妙子