blossom-art’s diary

B5サイズの紙の法則と生花の構造の法則を組み合わせた今までにないpaper flower art です。

ブログギャラリー 2.8(月) りんご

こんばんは。

MOA美術館の受賞作品がネット上で発表されました。

講評の所に、作文と照らし合わせて評価したと書かれていて、なるほどと思いながら拝見しました。

 

絵画の部で奨励賞1年生から6年生まで1人づつ、の中に子供達のアトリエの生徒さんは入りませんでしたが、次の審査員特別賞、各学年1人ずつには5年生の山本日鞠ちゃんが、銅賞には1年生の関口しおちゃんが受賞しました。

入選は6年生の本橋瑚奈ちゃんと、町原颯人君が選ばれたのでご覧いただきたいと思います。

応募総数 19182作品の中からです!

おめでとうございます。

 

f:id:blossom-art:20210208173248j:image 山本ひまりちゃん

f:id:blossom-art:20210208173300j:image 関口しおちゃん

f:id:blossom-art:20210208173312j:image 本橋こなちゃん

自分が色鉛筆画を描いているところ

f:id:blossom-art:20210208173326j:image 町原はやと君

2019年の夏休み、家族旅行をした事を思い出しながら、お母さん手作りの冷やし中華をたべているところ

 

アトリエの生徒さんではありませんが6年生の奨励賞作品が良かったのでご覧ください。

 

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私は毎年MOA美術館に展示を見に行っています。そこで驚くのは書写の部門です。

絵画は想像ができるのですが、書写はどうしてこんなに上手に書けるのか、スゴイ!と思いながら見てきます。

今年のもスゴイので驚いてください!

 

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☆塗り絵  91歳 Kさん   菜の花と富士山

 

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この作品を見たとたん私の心の声が「春朧」

はるおぼろといった様に、聞こえました。

皆様にもその様な経験はありますか?

考える前に先に言葉が心の中を横切る感じです。

今回もその様な感じで、丁寧に拝見する前に聞こえてきました。

そしてよく見ると本当に、富士山の見える背景からは未だ冬の冷たい空気の流れが感じられ、手前の菜の花辺りには春がやってきています。

 

菜の花を力強くしっかり塗って、背景とに差をつけているからでしょう!

技法では空気遠近法ですが、Kさんが、

「さて!今日は空気遠近法を使って表しましょう!」 と考えて塗ったのでは無く、長い経験の中から滲み出る様に表されたのだと思いました。

継続は力なり、経験は宝なり!

 

☆ 塗り絵 下絵  なっているリンゴ

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りんごの裏側を描く事は少ないと思います。

裏の芯の様なところの突起は5個ありました。

 

今日も、皆様ありがとうございました。

 

            廣野 妙子