blossom-art’s diary

B5サイズの紙の法則と生花の構造の法則を組み合わせた今までにないpaper flower art です。

ブログギャラリー 3.3 (金)

こんばんは。

東京都美術館へ、美大卒業制作展を見に行ってまいりました。(選抜作品展)

f:id:blossom-art:20230303184507j:image テキスタイル5×5×5m

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スクリーンプリント、インクジェットプリント

 

f:id:blossom-art:20230303184707j:image フッグドラグ(敷物)

 

Blossom Art 会員の方のお嬢様の卒業制作です。優秀賞に輝いていました。

 

絵画、立体工芸、デザインなど、どの作品からも勢いが感じられ素晴らしいと思いましたが、中でも力強さを感じたのがこの作品でした。

 

先日アトリエで偶々、都美術館に行く予定だという事をお話ししたら、Aさんのお嬢様のが展示されています!と教えていただきました。

行って見て、感じて、刺激を受けて、本当に良かった!と思える一日でした。

 

エゴン.シーレ展も観てきました。

子供達のアトリエで、「屋根のたくさん見える景色」をカリキュラムに取り入れたのは、エゴン.シーレの影響です。

やっと見ることができて良かった!

こちらも素晴らしいのですが、卒業制作展の方からのエネルギーが噴射が凄くて、別の日に見た方が感動したかも!と思いました、

 

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(少しだけ撮影可だった作品です)

人物画は撮影不可でしたが、どの絵にも使われているグリーンとオレンジの位置と量のバランスの見事さは勉強になりました。

 

突然ですが、大河ドラマ「どうする家康」をご覧になっていらっしゃいますか?

ドラマの内容は別として、衣装の素材、染め方

(草木染めではないかと思います)、そして人々の配置が、エゴン.シーレの絵からも感じる事ができました。

家康はブルー系、家臣、家族の衣装の彩りはすごい!と感じます。

上手く書き表せませんが、濁色の多い画面の中に草木染めの優しい彩りが見え隠れしています。

彩のコンポジションが気になった一日でした。

 

今日も皆様ありがとうございました。

 

              廣野 妙子