10月は 神無月
出雲では旧暦の10月を 神在月
と言います
出雲大社では 全国から
八百万(やおよろず)の神々が
「神事(かみごと)」を司る
「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」
の元に集まり
1年間の 縁結び、酒造り、農事収穫を
話し合う
「神議(かみばかり)」
と言う会議をします
唯一、伊勢神宮の
「天照大御神」だけは
神宮におられます
令和元年 神迎え神事
11月6日 夕刻7時
稲佐の浜に かがり火を焚き
砂浜の斎場で 開始されます
11月13日 夕刻まで
神々は 一週間
出雲大社に
滞在します
海から神々を迎えると
神職たちは
神々の乗り移った
「ひもろぎ」と呼ばれる
さかき を絹垣で覆い
龍蛇神が先導となり
出雲大社へ進みます
「ひもろぎ」が
神々の宿となる
本殿の両側にある
「十九社( じゅうくしゃ)」に
奉安されます
神々が集う 神迎祭
に始まり 神在祭
縁結大祭
旧暦 10月15日、17日
2019 11月11日(月)、13日(水)
です
そして
神々をお見送りする
「神等去出祭(からさでさい)」は
夕刻4時 祝詞が奏上
その後 一人の神官が
楼門の扉を3度叩きつつ
「お立ち~」「お立ち~」と唱え
この瞬間に
神々は「ひもろぎ」を離れ
出雲大社を去られます
土地の人は
粗相があってはならぬ
と いうので
ひたすら静粛を保つことを
旨とするので
「御忌祭(おいみさい)」
とも言われています
このお祭りは
一般の方は参列が
出来ないようです
私の
古い友人は
出雲大社に 御神酒を
納めている
造り酒屋に嫁いでいるので
この時期
毎年、縁結びのお守り
出雲大社の御神酒
を神迎えの正にその時
受けて、送って貰うのですが
続々と 良いご縁を
頂いています
但し
神様は
一生懸命 自分から
積極的に
動いている方の
背中を
押して下さるので
ただ
待っているだけでは
お力添えを戴けないようです
進んで
出かけて下さいね
アトリエ マーガレット
田中