blossom-art’s diary

B5サイズの紙の法則と生花の構造の法則を組み合わせた今までにないpaper flower art です。

ブログギャラリー 7.2(金)

こんばんは。

今日は福島県いわき市に遠野和紙の事で行ってまいりました。

遠野和紙は今年になってからの出会いですが、

その良さは作品を作るごとにジワジワ感じてきて、今は素晴らしい出会いだと思っています。

 

和紙といえば、美濃和紙、小津和紙、黒谷和紙などが有名ですが、何故今、遠野和紙かと言うと、「第一に復興のお役に立ちたい」でした。

今日行ってみて、もっと強く関わりたいと思いました。

 

現在、有名所の手漉き和紙の多くが、実は

主な原料である楮(コウゾ)が輸入品であり、コストのかかる国産品は少なくなってしまいました。

 

徳川光圀によりコウゾの植栽が奨励され特産品になった茨城県大子町は国内の大半を担っていて、美濃和紙などは大子町のコウゾを使って

紙漉きのみをしているそうです。

 

いわき市遠野町は大子町から近い事もありコウゾや副原料のトトロアオイを育て、全て手仕事にこだわった紙を作っています。

平成22年に、最後の一軒が廃棄となり、今は地域おこし協力隊とボランティアの方々で存続を図っているという状況です。

 

全てが手仕事 の工程は明日に回す事にしますが、とにかく気の遠くなるような(いったいいつ紙になるのか、と思うほど!)  作業が続くのです。

でもでも、日本のお札に代表されるように、和紙は丈夫!

なんとしても守りたい!と願いました。

 

★こんな大事な日に、スマホを家に忘れて行ってしまい写真が写せませんでした!

 

写真は一緒に行ったChicakoさんから送っていただいたものです。

2022年2月4〜6日(金、土、日)いわき市のウエディングパレスで遠野和紙ブーケ展 開催決定!

f:id:blossom-art:20210703005142j:image

f:id:blossom-art:20210703005233j:image 会場

 

商工会議所の方、ウェディングパレスの方、郡山市のカメラマンの方、遠野紙子屋の平山さん

今日は一日ありがとうございました。

 

f:id:blossom-art:20210703081608j:image

ここが平山さんの遠野紙子屋 

日頃はどこでお買い物するのかしら、とか余計なことを想像してしまいました。

 

☆塗り絵 92歳 Kさん  桃

f:id:blossom-art:20210703010725j:image

画面全体からでているオーラを感じました。

色を重ねてできる化学反応の様な特別な色合い!

色のバランスも質感も力の抜きどころも

素晴らしいです。

 

☆ 塗り絵 会員 Sさん 2作品

f:id:blossom-art:20210703011226j:image ゼラニウム

先日、別のゼラニウムを塗っていただいた時、素敵な葉っぱに仕上がっていると思いましたが、今回はさらに上を行く手の込んだ斑入りで、美しさに感心しました。

f:id:blossom-art:20210703081011j:image

 

エンボルブルス アメリカンブルー

小花が沢山あって、葉っぱはもっと沢山あって大変だったと思います。

一枚ずつ丁寧に濃淡を入れていい感じです。

 

今日も皆様ありがとうございました。

 

              廣野 妙子