blossom-art’s diary

B5サイズの紙の法則と生花の構造の法則を組み合わせた今までにないpaper flower art です。

一般の方向け ミニバラ花器の作り方 #stayhome

花器はカップ&ソーサー

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材料 A4 コピー用紙 (A5と同じ)

          マスキングテープ

   ボンド

   ハサミ

ここで、申し訳ございませんが、私の脱線にお付き合いください。( 役に立つ事もあるので聞いてください。)

紙のサイズのこと、弧の描き方について です。

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f:id:blossom-art:20200409175541j:image 正方形の対角線を横の長さにして作られた長方形。

古来から人が、良い感じに思える長方形で、白銀比 と呼ばれています。

 

どこまで半分にしても相似形。

Aは1mx1m  面積 1平方メートル(国際規格)

Bは1.5x1.5  面積 1.5平方メートル(和紙の規格)

Blossom Art  はこの1 : √2  の特徴と自然界の美しいルールを、重ね合わせて表現しています。

正方形の対角線から弧を描き、白銀比を作ります。

初めから白銀比になっているのに「 なんで」

「こんな事関係ない」方も多いかと思いますが、鉛筆デッサンから色鉛筆の塗り絵まで、カッコよく描く基本なので、ご一緒に描いてみてください。しかも学校では教えてもらえない技です。

f:id:blossom-art:20200409181751j:image 手の平の右下の骨の部分を対角線の下に当てて( コンパスの針の役目)対角線の上に鉛筆の芯がくるようにもち、手を固定したまま、紙を回します。

大きな弧を描くときはヒジをコンパスの針の役目にします。

同じ様にコンパスのの針の役目を関節ごとに変えると様々な弧や円が自然に描けます。

このやり方を利用するとビンや缶、球などカーブのものは全て描きやすくなります。

 

サイズのわからない紙から作るとき、正方形を作って対角線の弧を描くと、いつでも白銀比の大きさが取れるという訳です。

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既にご存知の方、長々とすいませんでした。

 

本題に戻ります。

カップの型紙の作り方

(コピー用紙から円を作る  .  コンパスが無いという設定です)

A4サイズの半分(A 5)で作った正方形を三角に4回折る。

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左右の長さをそろえて端をカット。

 

f:id:blossom-art:20200409194905j:image 真ん中辺りをカット

 

f:id:blossom-art:20200409195033j:image写真の様に折り目を目安に7面と、円を型紙とする。

f:id:blossom-art:20200409195250j:image 別のコピー用紙に型紙を置き、輪郭をとる。

f:id:blossom-art:20200409195403j:image 裏面にマスキングする。

f:id:blossom-art:20200409195443j:image 切り抜く。

f:id:blossom-art:20200409195517j:image 裏面も貼る。

 

のり代がたっぷりとってあるので、(写真参考)

ボンドをつけてから様子を見て、洗濯バサミでとめる。

 

好みでソーサーの裏表は自由。

中央部の色を変える場合マスキングテープの円型を型紙にすると作りやすい。

持ち手 マスキングテープ8cm

 他の花器と同じ様に、3ッ折りにする。

クルッと爪楊枝で端から巻き、持ち手をつける。

底面にボンドを付けソーサーにのせる。

 

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下方が細くなっている形は、不安定なので、ソーサーにはりつける。

f:id:blossom-art:20200409201214j:image ミニバラだけ5輪で飾りました。

f:id:blossom-art:20200409201825j:image 花器を四角にする場合、筒状の形を作ってから折り目をつけて角ばらせる。

会員の方は、練習方々シルバーレースなど作ってみてはいかがでしょうか?

 

アレンジを変えてお楽しみください。

 

               廣野 妙子