blossom-art’s diary

B5サイズの紙の法則と生花の構造の法則を組み合わせた今までにないpaper flower art です。

ブログギャラリー1.6(水) 桜

こんばんは。

昨夜6年生のKちゃんから上履きの写真が送られてきました。

f:id:blossom-art:20210106171518j:image カッコイイデザインです!

子供達のアトリエでは今月末にエングレービングを予定しています。

エングレービングとは植物をモチーフにしたデザイン画の事で、昔は表彰状のまわりの模様などがエングレービングと言われていました。

今はもう少しラフになっているので子供達に伝えておこうと思っていたのですが、Kちゃん、それとは知らずに先にやってしまいました👌

 

菊唐草もエングレービングのひとつです。

☆ 塗り絵 91歳 Kさん    菊唐草

 

f:id:blossom-art:20210106172443j:image 見た瞬間!美智子上皇后様のご婚約を思い出しました。

白地でしたが、図案化された菊の模様で、その後白地のお振袖が流行したと覚えています。

ブルーの背景が光沢感を添えて、綸子の様に見えるので、美智子様をイメージしたのかもしれません。

思えば皇室だから菊の柄が多いのも頷けます。

 

この絵は色の配置がお見事です。

昨日、途中の様子を拝見し、友禅染めの絵師さんの様だと思いました。

計画した配色を忘れない様に少しずつ置いて、

加減を見ながら徐々に描き進めている事がわかります。

因みに 扇に絵を描いていた宮崎友禅さんという方の技法だから友禅染めというのだそうです。

お着物への想いが強いことも、感じられます。

輪郭部が日本刺繍の縫い取り風になっていて

この様なお振袖があったらステキ!と思いました。

 

☆塗り絵 下絵   御室桜

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御室桜は里の桜で、花弁が10枚以上あります。

今年になってからBlossom Artのテキスト作りをしていて、そのノリで描いたら線が太くなってしまいました。

鉛筆が柔らかかったので手で擦ってしまったところがプリントすると赤味の色になってしまうと思います。すいません!

春までにはまた桜を描きますので今回はこれでお願いいたします。

 

今日も皆様ありがとうございました。

 

             廣野 妙子