鎌倉芸術館ギャラリーで行われた華道展を拝見してきました。
20流派78作品の展示は秋の草木に彩られ心安らぐ素晴らしいものでした。
妹( 前 副支部長)の作品は糸菊 線香花火の様で儚げな美。
アトリエでデッサンしている姿をお見かけの方も、いらっしゃるかと存じますが小原流鎌倉副支部長 稲垣さんの作品です。
正面からと側面を写しました。
鎌倉支部長 木寺さんの作品(母の生徒様)
正面と側面を見比べると背後への張り出しが相当大きく、正面からの姿に深みを感じさせる効果がある事が分かります。
Blossom Artは 手作りするので、ついつい作った物を全部見える所に使いたくなりますが、見えないお花も全体から見るとどんなに役立っているのかわかり、良いお勉強になりました。
この菊の生け方は小原流の基本の形です。
この水仙は池坊 独特の物で、葉の1枚ずつがワイヤリングで形作られています。
小原流 まわる という形です。
草月流 自由な生け方のデルフィニウム
かすみ草を染めて人工的な面白さを表現
写真で見るとだいぶ小さく感じられます。
テーブルは1作品180cmあり、のびのび飾れていました。
廣野 妙子