blossom-art’s diary

B5サイズの紙の法則と生花の構造の法則を組み合わせた今までにないpaper flower art です。

鎌倉市制80周年 華道展

鎌倉芸術館ギャラリーで行われた華道展を拝見してきました。

20流派78作品の展示は秋の草木に彩られ心安らぐ素晴らしいものでした。

f:id:blossom-art:20191103205600j:imagef:id:blossom-art:20191103205623j:image

妹( 前 副支部長)の作品は糸菊 線香花火の様で儚げな美。

f:id:blossom-art:20191103210142j:imagef:id:blossom-art:20191103210157j:image

アトリエでデッサンしている姿をお見かけの方も、いらっしゃるかと存じますが小原流鎌倉副支部長 稲垣さんの作品です。

正面からと側面を写しました。

f:id:blossom-art:20191103210959j:imagef:id:blossom-art:20191103211030j:image

鎌倉支部長 木寺さんの作品(母の生徒様)

正面と側面を見比べると背後への張り出しが相当大きく、正面からの姿に深みを感じさせる効果がある事が分かります。

 

Blossom Artは 手作りするので、ついつい作った物を全部見える所に使いたくなりますが、見えないお花も全体から見るとどんなに役立っているのかわかり、良いお勉強になりました。f:id:blossom-art:20191103212123j:image

この菊の生け方は小原流の基本の形です。

f:id:blossom-art:20191103212300j:image

この水仙池坊 独特の物で、葉の1枚ずつがワイヤリングで形作られています。

f:id:blossom-art:20191103212604j:imagef:id:blossom-art:20191103212638j:image

小原流 まわる という形です。

f:id:blossom-art:20191103212743j:imagef:id:blossom-art:20191103212801j:image

草月流 自由な生け方のデルフィニウムf:id:blossom-art:20191103213102j:imagef:id:blossom-art:20191103213436j:image

かすみ草を染めて人工的な面白さを表現

 

写真で見るとだいぶ小さく感じられます。

テーブルは1作品180cmあり、のびのび飾れていました。

              廣野 妙子